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Channel: ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 広報部2代目花梨
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いなほと海里とドキドキの風~強風抑止体験しましたVol.5~

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先ほどあつみ温泉で停車したままの姿を見た特急いなほ1号は何とか鶴岡駅に到着しました。

さぁ次は海里がやってくる番かな。

 

でも、どこトレをいくら見ていてもあつみ温泉駅に到着した快速海里の位置が変わらない・・・。

とっても嫌な予感がします。

いったいどぉなってんだよ~。

すると、駅の案内放送が流れ始めました。

「只今、あつみ温泉付近の風が強まったため、運転を見合わせています。」

ぎゃ~。 悪い予想が的中だ~。

 

それからしばらくは待ってみたものの、

「あ~、もうあかん。無理やわ。」 という判断になり、チケットを再びキャンセルすることに。

ただ、お弁当のパウチャー券というチケットは金額が明記されているわけではないので、遅延証明してくれたのみで後日問い合わすするようにと言われました。

このことが最後のあがきにつながるとは・・・・。

 

さて、時刻は14:00。

鶴岡駅からマイカーで帰路につこうかと思ったその時です。

「お知らせいたします。遅れておりましたあつみ温泉方面からの列車がまもなく運転再開できるめどが立ちましたので、ただいま準備を整えております。」

 

振り回され続けた快速海里計画。

しかし、今から海里の到着を待ち、鶴岡から酒田まで乗ったとして、帰りの列車がうまくいかなかったら家に帰れなくなるかもしれないし、さすがにもうリスクをおかすのは止めよう。ということで、もう一度チケットを取り直すことはしませんでした。

ただ、お弁当だけは食べたい!

そんなことを申す者がおりまして、終点の酒田駅で待つことにしました。

車でのんびり走って40分。初めて日中の酒田駅にやってきました。

さて、再びどこトレを確認しましたがなかなかうまく表示されません。

海里は動いているのかな~。

そこで、酒田駅の改札で尋ねたところ、

「今、余目まで来ています」と!

 

なんと、あと10分で到着するやん。

そこであわてて、パウチャー券を見せて「このお弁当、受け取れますか?」と質問。

駅員さんは急いで問い合わせてくれたものの、お返事待ちとのこと。

 

時間はまた刻々と過ぎていきます。

あ~。もう到着しちゃう!

入場券を購入してホームで列車を待ちます。

姿が見えてきました。

あぁ、やっぱり海里に乗りたかったなぁ。

それにしても鶴岡からここまでえらく早かったなぁ。

どれだけ飛ばしてきたのかわからないけど、これなら乗ったとしてもじっくり味わえなかっただろうなぁとも思ったり。

リゾートしらかみ号と同じ形式の車両だけど、アレンジでうまく個性を出しています。

私たちが乗るはずだった2号車の席。

う~ん、残念。

扉にも高級感が漂います。

さ~て、お弁当!
 
ちゃんと手に入りました。
酒田駅の駅員さん、ありがとうございました。
 
海里は、後続の特急いなほ3号にホームを譲るためにすぐに出発していきました。
 
そして、私たちは車を走らせて、一度訪ねてみたかった駅「余目駅」に行き、駅前に車を停めてその中でお弁当をいただきましたとさ。
とってもおいしいお弁当をいただきました。
 
息子たちは食べたことで満足。
乗れなかったショックはそれほどでもなかったようです。
チャンチャン!

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