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Channel: ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 広報部2代目花梨
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仙台石巻直通快速の現在~2013年7月23日レポート~

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仙石線が寸断されてバス代行輸送が続いている中、

石巻から仙台に向かう人たちにとても重宝されている朝の列車、

「仙台石巻直通快速」。


小牛田経由でありながら途中駅には一切停まらずに仙台に向かい、

最速の列車となっているこの列車に特派員さんが乗車しました。


ちなみに、昨年も6月にこの列車の乗車レポートを掲載しております。

参考⇒石巻・仙台直通快速の旅~期間限定列車に乗る~

◆早朝の石巻駅

昨年の同じ列車より1分だけ遅い出発(到着は同時刻)になった直通快速。

今年は6時28分発のダイヤで石巻駅3番線からの出発です。


この日の編成は前から、

キハ112-151/111-151/110-123/110-126の4両編成です。

前の2両は陸羽東線でも頻繁に活躍しています。


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -仙台石巻直通快速・石巻駅

やはり、この列車、乗車率は高いですね。

とは言っても、都会の満員電車のような様相ではなく、

あくまで100%着席に近いような状況といったところです。


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -出発した列車内の様子


あれ、この料金表示器って「水郡線?」 のようです。いったいなぜ?


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -料金表示器は愛嬌?

◆すれ違う列車・去年との違い

さて、列車は石巻線を西に向かいます。

目指すのはまず小牛田駅です。とは言っても、停車駅ではありません。


鹿又駅では下り列車とすれ違います。

昨年との違いは・・・・


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -石巻線・浦宿行き

そうです。

昨年は渡波行きでした。一駅だけですが復旧区間が伸びたんですよね。

女川駅は壊滅状態だったのと、移転のため、まだ復旧には至っていません。


さて、列車は小牛田までやってきました。

◆客扱いのない小牛田駅

6:55分。小牛田駅到着。

ここでは客扱いが行なわれないため、ホームのない側線に入ります。

これは昨年と同じですね。でも、隣に貨物列車がいるのは相違点です。

DE10かな・・・、あ、DE11だ! ちょっとレア感ありです。


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -客扱いのない小牛田駅


リゾートみのりやマンガッタンライナーが停まっているのが見えますね。

小牛田駅の楽しみのひとつです。


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -小牛田ではみのりとマンガッタンライナー


◆東北本線を快走

小牛田駅を出ますと、すっかり電化された区間を走ることになります。

それでも、国鉄時代の気動車とは違って、電車に見劣りすることはありません。

加速性能もなかなかのものがあります。

松島駅で先発の仙台行きを抜かしていきます。


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -電化区間を快走するキハ110系


◆思いがけない出会い

仙台到着前には2か所ほどお楽しみの場所があります。

ひとつは東仙台にある仙セン。

そしてもう一つはもう少し手前にある仙貨です。


その仙貨に思いがけないお客様がいました!

お分かりになりますか?

金太郎さんじゃありませんヨ。
ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -仙貨でのEH800

EH800。青函トンネル用の機関車です。

◆仙台駅に到着

仙台駅5番ホームに到着しました。

到着は7:35。所要時間は1時間7分。去年よりは1分短くなっています。


やがては消える列車でしょうけれども、復興までの間の足として活躍したことを

多くの人の記憶に刻んでいただけるのではないでしょうか。


ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 -仙台駅5番線に到着

HB-E210系を使って走る姿も見てみたいなぁ

なんて思うのは私だけでしょうか。



愛称別トレインマーク事典


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