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Channel: ヘッドマーク・鉄道デザイン博物館 広報部2代目花梨
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前作とどこが違うの?「特急マーク図鑑」~解説その2

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おかげさまで反響をいただいております特急マーク図鑑」(旅鉄BOOKS010)

楽しみにしてくださっている皆様、本当にありがとうございます。

 

前回の記事では「特急・急行トレインマーク図鑑」とは

どんなふうに違うんですか? というご質問に「マークのクオリティ」という観点でお答えしました。

今回は資料的価値を高めるための一つの努力をしてみました。

【2】 個々のマークの使用期間に言及

485系・185系を始めとする国鉄型の車両たちは、その歴史の長さゆえにヘッドマークの変更も時折行われました。

気動車特急でもキハ181・キハ183などがそうですね。

 

それで、同じ列車名でも異なるデザインのイラスト・ヘッドマークについて、

各デザインごとの使用期間を可能な範囲で言及するよう努めました。

明確に日付を記しているものもあれば、ある程度の時期までしかわからなかったものもありますが、

愛称ごとのトレインヒストリーを知る上で役立てていただけるものと思います。

(↑ 一例。どのマークが新しいかなど、確認できます)

 

【3】あいうえお順の配列

今回の本では各列車の登場ページが「50音順」になっています。

前作の時には地方別になっておりました。

 

近年でこそ、長距離列車というのが少なくなり、最長距離列車のにちりんシーガイアでも九州内で収まるようになっていますが、

ヘッドマーク全盛期には夜行列車で1000km超えは当たり前、昼行列車でも700kmなんていくらでもありました。

 

ですから、どの地域に属するのかがはっきりしなくて

「ひばりは東北?じゃあひたちは?」とか、

「あさかぜは中国?九州?」というように、探し回るケースがあった様なんです。

 

でも、50音順ですとそんな心配はありませんよね。

そして関連の深い列車について言及する場合はそのページ番号もできるだけ記しています。

【4】スーパー、ワイドビューを個別に記載

上記の、「関連の深い列車」としてはスーパー・・・、ワイドビュー・・・がまず思い浮かびますね。

そうした列車たちは区別されていますので見つけやすいと思います。

 

そうした単語が頭についた列車とついていない列車が存在した場合はそれぞれのページがありますので、

両方ご覧いただければと思います。

「ひだ」「ワイドビューひだ」があるのがおわかりになりますか?)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回の本の特徴、まだまだご紹介していきたいと思います。

特急マーク図鑑 列車を彩るトレインマーク (旅鉄BOOKS)


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