小さい子供連れ、家族4人で乗ったサンライズ出雲。
妻と小人2人がシングルデラックスに乗車する一方で、私はカーペットのノビノビ座席でした。
まぁ、荷物類はほぼシングルDXに置いて、私は寝るだけですからね。
●ノビノビ座席はけっこう快適!
ウッディーな内装は、一番下のクラスであるノビノビ座席でも同様で、
とっても居心地の良い雰囲気が漂っています。
私は6Bという席で、出雲市駅の時点ではこんな感じでガラガラでした。
(このあとどんどん埋まっていくのですが・・・。)
進行方向(東京)に向かって左が通路になっていて、
枕木方向に配置された各のびのびエリアが上下2段にあります。
上段へはこんな階段を昇りますが、私は下段でした。
階段の裏側はこんな感じです。 ↓
ご覧のようにいくらか出っ張りがある複雑な形をしていますので、
頭をぶつけないように気を付けたいところです。
★ カーテンについてカーテンは隣りとの仕切りとして、あってほしいところですが、残念ながらありません。通路とカーペットエリアとの仕切りのみです。やはりここは、「プライバシー確保を望むならシングルやソロへ!」という区別の明確化のために仕方がないところなのでしょうね。
●気になる寝心地は備え次第!でも価値ある座席
やはり寝心地が気になると思うのですが、その点もちょっと語りたいと思います。
ノビノビ座席を利用する場合に「ベッドのクオリティ」を期待してはいけません。
ふわふわとかフカフカという形容は無理です!
敷物ではなく、上掛けを敷いた状態がこんな感じですから。
そして、枕もありません。 枕カバーのようなものはあります。
つまり、自分の持ち物の中で「セーター」とか「着替え用の衣類」などをカバンから出して、
この布でくるんで枕代わりにするということなのだと思います。
まぁ、たいていは何かしらそういう持ち物ありますよね。
ちなみに私は時刻表を丸めて枕にしました。
リネン類はJ-LINENのものです
【極秘?】ノビノビ座席の床面の素材は!
カーペット部分を簡単にめくることができたのでちょっと見せていただきました。
カーペットの端がマジックテープになっていて、ずれないように工夫されています。
そしてその下ですが、頭の部分はコンパネ、あとの部分は金属系の板でした。
もしかしたら2枚の金属板の間に樹脂がはさまれている複合版の様なものかもしれませんね。
だとしたら思った以上に保温性があるので適しているように思いますね。
こうして、ほぼ床に敷かれたカーペットで寝る形状だとお分かりいただけたと思いますが、
これをいくらか快適にするグッズがあります。
それが「アルミシート」または「アルミ保温シート」です。 防災グッズでもありますね。
私は出雲市駅の高架下にある100均のお店で購入してそれを敷きました。
それほど厚みはないものの、柔らかさを感じ、冷房による冷え過ぎからも守ってくれます。
●空調もある程度調整可能
ノビノビ座席のカーペットにあおむけに寝転ぶとこんな光景が目の前に ↓
つまり、顔に直撃するような向きでエアコンの風を向けることもできるけど、
それを左右に振り分けたり、ツマミを絞れば風量を抑えることもできます。
よく見るとカーテンレールがありますね。
もしかしたら以前はカーテンがあったのかなぁ。
●個人的に良かったと感じたのは「窓」
これは完全に好みの問題だと思うのですが、
私自身は「曲面ガラスによる景色のゆがみ」がちょっと苦手で、
小さいながらも自分の目の前の景色をゆがむことなく独占できるこの窓に好感が持てました。
ロールカーテンのデザインも綺麗です。
あと、スポットで明るくなる読書灯や、使い捨てPETカップとカップホルダーといった
ちょっとした設備や小物もいい感じでした。
● ノビノビ座席の「あったらいいな」
さて、こうして利用してみるといろいろと「こうだったらいいのにな」という部分が出てきます。
一つはやはり「電源コンセント」ですね。
スマホ時代の今、このノビノビ座席で何をする? って、やっぱりスマホいじりでしょ。
一夜明けて、さぁ出かけようという時に電池残量25%・・・なんてテンション下がりますよね。
やっぱり、それは避けたいです。
実際には通路側にコンセントがあるにはあるんですが、
早い者勝ちな上に、盗難の心配もあります。
もう一つ、もし「Wifi環境」があれば付加価値が高まると思いますね~。
契約データ容量をできるだけ節約したい人、多いでしょうから。
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